健診で「脂肪肝」と言われた方へ

肝臓のイメージ

肝硬変になる前に、肝臓の硬さをチェックしませんか?

脂肪肝は自覚症状がほとんどありません。しかし一部は、肝炎・肝線維化・肝硬変へ進行します。
当院では、痛みなく短時間で肝臓の状態を確認できるフィブロスキャン検査が可能です。

  • 肝臓専門医・指導医が担当
  • フィブロスキャン(肝脂肪量測定・肝硬度測定器)、腹部エコー完備
  • 武蔵中原駅徒歩5分
  • 土曜検査対応
  • 24時間WEB診察予約

脂肪肝の精査をお勧めしたい方、このようなお悩みはありませんか

  • 健診で「脂肪肝」と言われた
  • AST・ALT・γGTPが高い
  • お酒は少ないのに肝機能異常がある
  • 糖尿病・高血圧・脂質異常症がある
  • 体重増加や内臓脂肪が気になる
  • 飲酒習慣がある
  • 家族に肝疾患がいる

このような方は一度ご相談ください。

脂肪肝、脂肪性肝疾患とは

脂肪性肝疾患のイメージ写真

脂肪肝は「放置してはいけない時代」です。
以前は脂肪肝と呼ばれていましたが、現在は脂肪性肝疾患と呼ばれています。

脂肪性肝疾患は、文字通り肝臓に脂肪(主に中性脂肪)が過剰に蓄積された状態です。肝細胞の30%以上に中性脂肪が溜まった状態を脂肪性肝疾患といいます。

以前は「ただの脂肪」と考えられていましたが、現在は脂肪肝の中に、

  • 肝炎を起こすタイプ
  • 肝硬変へ進行するタイプ
  • 肝がんリスクが高いタイプ

があることが分かっています。

特に近年増えているのがMASLD(代機能障害関連脂肪性肝疾患)です。糖尿病・肥満・高血圧・脂質異常症との関連が強く、放置すると静かに進行することがあります。

MASLDとは

脂肪性肝疾患のうち、以下の5つの心代謝系危険因子のうち少なくとも1つが存在し、飲酒量は男性210g/週未満、女性 140g/週未満であること(おおよそ男性では、5%のビール350mlを毎日2本ずつ、女性では週5日2本ずつ飲んだ場合となります)でMASLDと診断されます。

心代謝系危険因子(成人)

  1. 肥満:BMI≧23kg/m2(アジア人以外は25)、またはウエスト周囲径男性>94cm、女性>80cm
  2. 糖尿病:空腹時血糖≧100mg/dLまたは食後2時間値≧140mg/dL、HbA1c≧5.7%、2型糖尿病の診断または治療中
  3. 高血圧:血圧≧130/85mmHgまたは降圧薬治療
  4. 高中性脂肪:血清中性脂肪値≧150mg/dLまたは脂質異常治療
  5. 低HDL血症:血清HDL-コレステロール値 男性≦40mg/dL、女性≦50mg/dLまたは脂質異常治療

脂肪性肝疾患には以下のものも含まれます。


MASH(metabolic dysfunction associated steatohepatitis):代謝機能障害関連脂肪性肝炎

MASLDに肝機能障害の加わったもの。これまでのNASH(非アルコール性脂肪性肝疾患炎)のほとんどはMASHに入ります。
MASLDの診断された人のうち、10~20%の方がMASHに進行するとされています。無症状ですが、10~20%の方が数年から数十年かけて肝硬変へと進行します。
肝硬変になると、肝がんの可能性も高まり、5年以内に肝がんになる可能性は約20%とされています。実際、肝がんの原因のうち、脂肪性肝疾患を背景にした割合が確実に増加しています。また、肝硬変から元の肝臓の状態に戻ることはありません。

MetALD(MASLD and increased alcohol intake):代謝機能障害アルコール関連肝疾患

飲酒量が男性210〜420g/週、女性 140〜350g/週で、上記MASLDの基準の一部を満たす場合。

ALD(Alcohol Associated Liver Disease):アルコール関連肝疾患

男性420g/週以上、女性 350g/週以上の飲酒のある脂肪性肝疾患

Specific Aetiology SLD:特定成因脂肪性肝疾患

薬剤性(DILI)や単一遺伝子疾患(Wilson病)などによる脂肪性肝疾患など

Cryptogenic SLD:成因不明脂肪性肝疾患

いずれの基準も満たさない脂肪性肝疾患

フィブロスキャンとは?

フィブロスキャンとは?

切らない・痛くない「肝臓の硬さ検査」です。

フィブロスキャンは、超音波を用いて

  • 肝臓の硬さ(線維化)
  • 脂肪の付き具合

を測定することができます。

フィブロスキャンとは?
フィブロスキャンとは?

フィブロスキャンが重要な理由

肝臓の「脂肪量」を数値化できます。一般の腹部エコーでは「見た目の白さ」で脂肪の程度を判断しますが、フィブロスキャンでは「数値」で表せます。

フィブロスキャン

さらにフィブロスキャンでは「硬さ」を測定できます。
脂肪肝で本当に重要なのは、「脂肪があるか」だけではなく、肝線維化が進んでいないかどうかです。

フィブロスキャンでは、

  • 肝線維化
  • 肝硬変リスク
  • 脂肪量

を非侵襲的に評価できます。


検査の特徴

腹部エコー検査で分かること

腹部エコー検査で分かること

腹部エコーでは、

  • 脂肪肝の程度
  • 肝腫瘍
  • 胆石
  • 胆のうポリープ
  • 肝臓の形態変化

などを確認できます。

採血だけでは分からない異常を発見できることがあります。

当院の特徴

肝臓専門医が診療

日本肝臓学会専門医・指導医が脂肪肝・肝機能異常を重点的に診療しています。

当日検査対応

空き状況により当日検査可能です。

健診異常の精密検査に対応

特に多いご相談

  • ALT高値
  • γGTP高値
  • 脂肪肝疑い
  • 肝機能異常

健診結果をご持参ください。「経過観察」で終わらせず、必要な方には線維化評価を行います。

「ただの脂肪肝」で終わらせない

脂肪肝の中には、進行リスクが高いタイプがあります。必要な方には線維化評価を行います。

生活習慣改善もサポート

  • 食事
  • 体重管理
  • 飲酒
  • 運動

について具体的にアドバイスします。

当院の脂肪肝検査の流れ

診察・健診結果確認

問診で飲酒歴などをお聞きします。検診で指摘された方は検診結果をお持ちください。

採血(必要なら)

肝機能について、慢性の上昇なのか、急性のものなのかを判断するために、当院でも必要に応じて採血します。また、ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎などが隠れていないか、採血することもあります。

腹部エコー・フィブロスキャン

当日、時間が取れれば、腹部エコーやフィブロスキャンを行います。
食後であったり、ご予約の方で時間の確保が難しい場合には予約をとって後日行います。

結果説明・今後の方針相談

採血については後日、結果を説明し、今後の治療方針を相談させていただきます。

よくあるご質問

脂肪肝について

健診で「脂肪肝」と言われました。受診した方がいいですか?

はい。脂肪肝の中には、肝炎や肝線維化へ進行するタイプがあります。
特に、

  • ALT高値
  • 糖尿病
  • 肥満
  • 高血圧
  • 脂質異常症

がある方は、肝臓の硬さ(線維化)評価をおすすめします。

脂肪肝は放置するとどうなりますか?

一部の脂肪肝は、肝線維化、肝硬変、肝がんへ進行することがあります。
自覚症状が少ないため、早めの検査が重要です。

脂肪肝には自覚症状はありますか?

自覚症状はほとんどありません。健康診断の採血で肝機能異常を指摘されたり、腹部超音波検査で脂肪性肝疾患が見つかり、その段階で受診を勧められることがよくあります。

脂肪肝は増えていますか?

全世界的な肥満、生活習慣病の増加に伴い、脂肪性肝疾患は急増しています。
日本でも、メタボリックシンドロームの患者数の増加に伴って脂肪性肝疾患の患者数も増加しており、現在、検診を受けた成人のうち30%に脂肪性肝疾患がみられ、その数は1000万人から3000万人にのぼると報告されています。

脂肪肝の原因はなんですか?

原因のほとんどは過食と飲酒ですが、糖尿病や内服薬(ステロイドなど)、栄養障害などによる代謝障害も原因となります。

脂肪肝はお酒を飲まなくてもなりますか?

はい。近年は、

  • 肥満
  • 糖尿病
  • 内臓脂肪
  • 運動不足

などが原因となる脂肪肝(MASLD)が増えています。

ALTだけ高いのですが脂肪肝でしょうか?

ALT高値の原因として脂肪肝は非常に多いです。ただし、ウイルス性肝炎、薬剤性肝障害、自己免疫性肝疾患などの場合もあるため、一度検査をおすすめします。

痩せていても脂肪肝になりますか?

はい。「やせ型脂肪肝」と呼ばれるタイプもあり、糖質過多や内臓脂肪が関係することがあります。

脂肪肝は治りますか?

生活習慣改善により改善するケースがあります。特に、体重減少、食事改善や運動習慣の改善が重要です。

検査について

フィブロスキャンとは何ですか?

フィブロスキャンは、超音波を用いて

  • 肝臓の硬さ
  • 脂肪の量

を測定する検査です。肝臓の中の脂肪の量と肝臓の硬さを数値化することができます。
切開や注射は不要で、短時間で行えます。

フィブロスキャンは痛いですか?

ほとんど痛みはありません。お腹の上から軽い振動を当てる検査で、麻酔も不要です。

フィブロスキャンで肝硬変は分かりますか?

肝臓の硬さを測定することで、肝線維化や肝硬変の可能性を評価できます。
これまで腹部エコーでは困難だった、肝臓の硬さを数値化することができます。
必要に応じて採血や超音波検査を組み合わせて総合的に判断します。

フィブロスキャンと腹部エコーの違いは何ですか?

腹部エコーは「形を見る検査」、フィブロスキャンは「肝臓の硬さや脂肪の量を測る検査」です。両方行うことで、より詳しい評価が可能です。

採血だけでは分からないのですか?

採血だけでは、肝線維化の進行度が正確に分からない場合があります。
そのため、必要に応じてフィブロスキャンや腹部エコーを行います。

腹部エコーでは何が分かりますか?

腹部エコーでは、

  • 脂肪肝
  • 肝腫瘍
  • 胆石
  • 胆のうポリープ
  • 肝臓の形態変化

などを確認できます。

フィブロスキャンは保険適用ですか?

診察内容や肝機能異常の状況によって保険適用となる場合があります。
詳しくは受診時にご説明します。

検査時間はどれくらいですか?

フィブロスキャンは5分程度です。診察・エコーを含めても比較的短時間で終了します。

当日に検査できますか?

予約状況によっては当日検査も可能です。お急ぎの場合はお電話でお問い合わせください。

食事制限はありますか?

検査前に数時間の絶食をお願いする場合があります。予約時にご案内します。

費用について

当院での初回検査の方は、腹部エコーとフィブロスキャン同時検査での総合的な判断をお勧めします。

1割負担 腹部エコー 約500円前後
フィブロスキャン 約200円前後
3割負担 腹部エコー 約1,500円前後
フィブロスキャン 約600円前後